「建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の登録を急ぎでしたいのですが、どうすればよろしいのでしょうか？」
建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の登録については、必要書類の準備をご準備の上で、申請書類と添付書類を準備すればご自身での手続きも可能です。 建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）とは、どのような制度なのかについて知りたい方もいらっしゃると思いますので、ご参考にしてください。
目次
建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）とは
経営事項審査（経審）への影響について
事業者登録と手数料
技能者登録と手数料
お急ぎの登録など、お困りでしたら専門家へご相談ください
報酬は事業者登録16,500円～ 技能者登録11,000円～
建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）とは
建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）とは、技能者の就業履歴や資格等を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、業務の効率化などを図り、優秀な人材にとって魅力ある産業となるためのインフラとなることを目的としております。
建設業の方々にとって、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）へ登録する必要性は、ますます高まっております。埼玉県では、令和5年12月25日以降に公告する工事のうち、県土整備部が発注する全工事が、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）活用モデル工事となりました。
経営事項審査（経審）への影響について
令和5年1月1日付けで改正される経営事項審査（経審）では、W1-10 建設工事に従事する者の就業履歴を蓄積するために必要な措置の実施状況についての項目がございます。
国土交通省 経営事項審査の主な改正事項
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001585871.pdf
上記リンクと画像のポイントとしては、審査対象工事において、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）を民間工事を含む全ての建設現場で実施すれば15点、全ての公共工事で実施すれば10点の加点がございます。
一方で、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）による就業履歴蓄積のための必要な措置を実施せずに経審を受審した場合、W点の評点が改正前、改正後共に100点の場合、P点は約11.25点下がることとなり、入札参加資格格付への影響が多大となります。 よって、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）への登録は、経営事項審査（経審）と入札参加資格申請の対策としても必要です。
事業者登録と手数料
建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）には、建設業者として登録する事業者登録と建築現場に従事する技能者登録があります。
事業者登録手数料は、資本金により決定し、更新は5年毎にございます。 また、管理者ID利用料として11,400円（1人親方の場合は2,400円）が必要となります。 元請事業者の場合は、現場利用料として、1就業履歴につき10円が生じます。
技能者登録と手数料
技能者登録には、簡略型と詳細型があります。 簡略型ですと、手数料が2,500円で必要書類もやや少なくて済みますが、技能者のレベル判定がありません。 詳細型ですと手数料が4,900円となりますが、保有資格の登録も可能となり、技能者登録後にレベル判定を経ることにより、技能者のレベルが4段階評価で得られることになります。レベル判定により、レベルアップした場合、経審においてW点の加点がございます。
経審の評点を出来る限り向上させたい建設業者様はもちろんとして、従業員のスキルの見える化を図り、自社の企業価値の更なる向上、技能者の定着を図りたいとお考えの事業者や技能レベルに応じた評価を得たいと考えている技能者の方には、詳細型が良さそうです。
お急ぎの登録など、お困りでしたら専門家へご相談ください
弊所代表行政書士は「建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）登録行政書士」となります。以下のリンクに掲載された行政書士は、依頼者に代わり、代行申請を承ることが出来ます。
https://www.ccus.jp/attachments/show/6296b592-f478-453a-b250-3d5ac0a8081b
建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）への登録のための書類の準備と手続きは、建設業の方々にとって、想像以上の負担となる可能性がございます。また、事業者登録、技能者登録まで、通常2ヵ月程度の期間を要します（但し、建設業振興基金側の事務処理状況によっては、より一層期間を要する場合がございます）が、極力急いで申請して欲しいというご相談も可能です。申請書類のご準備がお済みでしたら、最速で当日の代行申請も承っております。
「来期の経審対策のため、一刻も早く登録を終わらせたい」「元請からすぐに建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）を登録して欲しいと言われた」というお急ぎのご相談も、多くの対応実績がございます。
建設業許可、変更届、決算報告書（事業年度終了報告）、経営事項審査（経審）、入札参加資格申請、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）まで含めてご依頼頂いている場合は、手厚い体制を整えてサポートをしております。ご希望に応じたサポートをご希望でしたら、多くの実績がある行政書士あべ法務事務所まで是非お問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
報酬は事業者登録16,500円～ 技能者登録11,000円～
報酬
事業者登録 15,000円～（税込16,500円～）
技能者登録 （1名あたり） 10,000円～（税込11,000円～）
レベル判定 （1名あたり） 10,000円～（税込11,000円～）
その他変更 （1名あたり） 10,000円～（税込11,000円～）
出張相談費用（1ｈあたり） 10,000円～（税込11,000円～）
至急対応費用 30,000円 （税込33,000円 ）
※至急対応とは、事業者登録と技能者登録を並行して進める必要が生じる場合や、期限が決まっている等の事情により着手可能となった日を除き３営業日以内の着手が必要な場合等となります。
